3枚の膜に包まれている脳や脊髄

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「クモ膜下出血」という病名があります。脳の病気で、「脳卒中」というのもあります。脳卒中とは一般的な用語で、医学用語では「脳血管障害」といいます。その脳血管障害では、脳梗塞、脳出血、クモ膜下出血といわれるのが代表的です。

脳梗塞とは、脳の血管がつまったりして、その血管の先の脳組織が壊死(梗塞)した病気です。脳出血は、脳内の血管が破れ、出血して意識障害、運動マヒ、感覚障害などの症状が現れる病気です。クモ膜下出血は、脳のまわりを取り巻いているクモ膜の下で出血した場合で、脳の動脈がコブのようにふくれて破裂した出血がいちばん多いようです。

「クモ膜」という膜が、脳および脊髄を取り巻いていますが、取り巻いている膜はクモ膜だけではありません。3枚の膜に脳と脊髄はおおわれています。脳は頭の骨によって作られた頭蓋腔の中に、脊髄は背骨の中の空間であるう脊柱管内にと、硬い骨に守られて収まっています。それも3枚の膜に包まれて収まっているのです。

豆腐のようと称される軟らかな脳や脊髄を、直接ぴったりとラッピングしている膜を「軟膜」といいます。入れ物の骨にぴったりついていて、解剖してはがすとき、パリパリと音を立ててはがれる外側の硬い膜を「硬膜」といいます。クモ膜は、最内層の軟膜と最外層の硬膜にはさまれた2層目の膜です。クモの巣状で、軟膜との間には空間があり、液体を入れています。

硬膜は、脳の部分を分ける際の仕切りになっているところにもあります。大脳は左右の半球に分かれますが、左右の間は「大脳鎌」といって脳硬膜が、大脳と小脳の間には「小脳テスト」といってやはり脳硬膜が、その間に入り込んで仕切っています。

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  9. 3枚の膜に包まれている脳や脊髄
    「クモ膜下出血」という病名があります。脳の病気で、「脳卒中」というのもあります。脳卒中とは一般的な用語で、医学用語では「脳血管障害」といいます。その脳血管障害では、脳梗塞、脳出血、クモ膜下出血といわれるのが代表的です。
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