コレストロール値を下げる食事のとリ方

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高コレステロールの療養では、毎日の食生活の見直しが大切です。正しい知識をつけておきましよう。

コレステロールの多い食品をひかえ、食べ過ぎや飲み過ぎにも注意

コレステロール値を下げるには、食生活の改善が最も重要なポイントとなります。

よく「コレステロールの多い食品をひかえることが大事」と言われますが、これだけでは症状は改善できません。

コレステロールの70~80%は、食事から摂取した炭水化物やたんぱく質を原料として体内で作られます。よって、摂取する総エネルギー量が多ければ、コレステロールもたくさん作られることになります。

そのため、まず1日の適正摂取エネルギーを守ることが大切です。そのうえでコレステロールの多い食品をひかえ、コレステロールを減らす食品を上手に利用しましょう。

コレステロール値を下げる食事法

食事療法の大原則は次の5つ。医師や管理栄養士の指導に基づき、「やるぞ」という自覚を持って始めましょう。

適正なエネルギー摂取量を守る

1日の適正なエネルギー摂取量は下の算出法で求めます。

標準体重(kg)×身体活動量(kcal)/kg=1日のエネルギー摂取量(kcal)

標準体重(kg)=身長(m)×身長(m)×22.0
身体活動量は、体を動かす程度によって決まるエネルギー必要量(kcal/kg標準体重)。

以下の3つからあてはまるものを選ぶ。

  • 軽労作(デスクワークがおもな人、主婦など)・‥・25~30kcal/kg標準体重
  • 普通の労作(立ち仕事が多い職業)‥目30~35kcal/kg標準体重
  • 重い労作(力仕事の多い職業)‥‥35kcal/kg標準体重

 

1日30品目を目標に栄養バランスをとる

人間の生命活動に必要な5つの栄養素、すなわち炭水化物(糖質)、たんぱく質、脂質、ビタミン、ミネラルをバランスよくとるために。1日30品目を目標に食べるようにしましょう。

 

コレステロールの摂取量は1日300mg以下に

コレステロールの多い食品をたくさん食べ続けていると、コレステロール値は上昇します。高コレステロールの人は、コレステロールの摂取量を1日300mg以下に抑えましょう。よく噛んで食べ、腹八分目以下にする食べ過ぎはカロリー過多、ひいては肥満につながります。生活習慣
病の人は、早食いで過食の人が多いようです。よく噛んでゆっくり食べることによって、満腹中枢が刺激され、腹八分目以下でおなかがいっぱいになり、食べ過ぎを防ぐことができます。

 

食物繊維は1日30gとろう

野菜や海藻に多く含まれる食物繊維は、腸内でコレステロールと、コレステロールを原料とする胆汁酸を吸着して便として体外へ排泄します。よって、食物繊維を多くとると、コレステロール値も下がります。日本人の成人男女の1日の摂取基準(厚生労働省)は20g前後ですが、コレステロールを下げたい場合は1日30gを目指します。 

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